木材の防水・防腐の為に銅板を使った事例です。
元はニスが塗ってあった玄関の柱が風雨で塗装が傷み、そこへ防腐剤が塗られていたようですが防腐剤も風雨で劣化した、という状態でした。
今回は再塗装ではなく板金ということで施工させていただきました。
銅板を柱の形に加工し、裏面にハゼ加工(折り曲げた部分がかみ合うようにしています)が来て、そこで繋ぐ感じになります。
石と柱の継ぎ目の部分には雨水の浸入を防ぐために目立たないようにシリコンを塗りました。
雨がよく当たる部分を全て覆ってほしい、というご依頼でしたのでこの高さになりました。
銅なので10円硬貨と同じで最初はピカピカで時間と共に少しずつ落ち着いた色になります。